スケートで遊ぶ ~市内の屋外スケート場にて

今日は、彼のお友達アンジェイさんの奥さんと、奥さんのお友達、それぞれのお子さん計6名でスケートに行きました。
スケート靴を履くのは、実に10数年ぶりです。
正直、恐怖でいっぱいでした。

スケート場は屋外にあり、サッカーコートよりちょっと小さいぐらい。ただし、囲いやテントのようなものは無く、まさに吹きさらしの状態です。

ポーランドのスケート場

スケート場を利用する際は、入り口でチケットを買って、隣接する小屋でスケート靴に履き替え、50メートルほど離れたスケートリンクまで歩いて行きます。
もちろん、スケート靴のレンタルもOKです。
中には、マイ・スケート靴持参の人も。
さすがウィンター・スポーツの盛んな国だけあります。

スケート場は一時間毎に入れ替え制で、毎時0分になると、管理人のおじさんがピピーっと笛を吹き鳴らし、お客さんを全て入れ替えます。
その際、新しい入場者または一時間を超える利用者は、おじさんにチケットを見せなければなりません。
当然の事ながら、ルール違反には厳しい罰則が待っています。
おじさんのチケット確認が済んだ所で、スケート再開。
退場者は列を作って小屋へ引き返して行きます。

ポーランド スケート場

BGMは、ノリの良いアメリカン・ポップス。
雪がゴウゴウと舞う中を、皆さん楽しそうに滑っています。
私も、小学生の娘さんに手を引かれながら、こわごわ滑ってました。

これ位のスケートリンクなら、昔は人混みの中をネズミのようにすばしっこく滑っていたものですが、すっかりウィンタースポーツから遠ざかってしまった今は、「血が凍りつきそうに怖い」の一言。

そういえば小学生の頃、姉貴と二人、いちびってスケート教室なんてものに通ってたなあ、なんて思い出しながら、小学生の娘さんにしがみついている有様でした。

しかも、この娘さんが非常に優しく可愛らしい方で、まだ10歳位なのに、私の事を気遣って、いろいろ話しかけてくれるのね。
何とか返事してあげたいけど、私はポーランド語さっぱりだから、ただ笑って頷くしかない。
それでも、あれやこれやと話しかけてくれる優しさに、私はポーランド語を話せない自分が情けなくなるほどでした。

その上、スケートリンクから小屋に引き返す時は、スケート靴に馴れない私の手を引いてくれるばかりか、小屋に着くと「どうぞ」と椅子をすすめてくれて、スケート靴を脱ぐのを手伝ってくれるという、大人顔負けの気遣い。

まだ小学生ですよ。

ポーランド スケート場

親の躾が行き届いているというのもあるでしょうけど、実際、私がお会いしたポーランドの方って、老若男女を問わず、優しくて、真面目で、誠実で、素朴な人柄の方が多いです。
日本ではよく「北国の人は心が温かい」と言いますが、本当にそんな感じ。
ポーランドには、倉本聡の『北の国から』のテーマソングが実によく似合います。

そうして30分も滑った頃には、背中がすっかり汗ばみ、ダウンのジャケットが暑いくらい。
いつの間にか風雪も強くなって、リンクの上にも1~2㎝、雪が積もっていましたが、そんな事はお構いなしに、ひたすら滑る、滑る、滑る・・・。
お客さんの中にはマイ・スケート靴持参の手練れもいて、のろのろ滑っている私たちの脇をサーーっと駆け抜けて行くことも。
そんな時は、「お願い、こんな所でスピードスケートの練習なんかしないで」って、思わず叫びたくなりますよね。

そうこうするうちに、すっかり暗くなり、夕方5時のホイッスルが鳴って終了。
私たちは小屋に引き返しましたが、スケートリンクにはライトが灯り、まだまだナイター営業が続く様子。
皆さん、この風雪の中でスケートを楽しむなんて、本当にスゴイの一言です。

帰り道では、息子さんが、新雪の中にザブザブ飛び込んでいくので、お母さんに怒られていました。
どこの国でも、小さな男の子のやる事は、みな一緒みたいです。
・・・気持ちは分かるんだけどね。

かくして、ポーランド語は全然しゃべれないくせに、叫び声だけは立派だった私。
当分、スケート通いが続きそうです。

記:03/02/07 (金)

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