ポーランドで離乳食・幼児食を作るコツ(ベビーフード、ドリンク&豆乳製品の一覧)

ポーランドでは手に入る食材が限られているので、離乳食に関しては、『多品種よりもバランス』を重視されたらいいと思います。

つまり、同じような食材が続いても、バランスよく摂取できれば良し──とする考え方です。

私の周りのポーランド・ママさんを見ても、ジャガイモ、リンゴ、ニンジン、カシャ、カナプキといった、同じような内容の繰り返しになっているケースがほとんどです。でも、しょうがないですよね。手に入らないんですから。

ですから、この時期は、「種類を食べること」より「普通の食物に馴染む」ことを第一に考えられたらいいと思います。
「食べる、食べない」に一喜一憂するのではなく、「食生活の基本ライン」と「新しい味との出会い」を大切にし、子供の食生活を何年、何十年という長いレンスで見つめましょう。
一つの食材について食べない時期があったとしても、後で振り返ってみれば、ほんの数ヶ月のことだった……というケースが大半ですしね。

子供の食生活を軌道に乗せるポイントは二つ。

一つは、「食べ物の美味しさを教える」。

もう一つは、「食生活のルールを守る」ことだと思います。

あまりに「自然」や「安全」にこだわるあまり、白湯みたいな粥や水くさい野菜の煮物を出したって、乳児でも嫌がりますし、「野菜をたっぷり取った方がいいから」と、味のバランスも考えず、あれもこれも一緒くたにして調理しても、やはり食べないと思います。
(カボチャとブロッコリーと椎茸の入った味噌汁なんか普通は食べられないですよね(^_^;

赤ちゃんだって、美味しいものが大好きです。

離乳食だからこそ美味しく作る。
でも、ストレスになるほど生真面目にならない。

これが最大のポイントではないでしょうか。

残念ながら、ポーランドでは、離乳食の王様とも言うべき、ほくほくの南京カボチャやサツマイモ、手軽な豆腐や新鮮でヘルシーな魚介類や海草類といったものが手に入りません。

私も、「サツマイモが手に入れば・・」「豆腐さえあれば・・」と何度恨めしく思ったかわからないし、和洋中、いろんなレパートリーで離乳食や幼児食を展開したかったものです。

でも、恨み節をつぶやいたって仕方ない。

今、目の前にあるもので工夫するしかない。

同じ食材の繰り返しになっても、バランスよく、かつ美味しく、というのを心がけて、やってきた感じです。

幸いにも、ポーランドの市場で手に入る野菜はどれも新鮮で、人参なんか、包丁を入れた瞬間、じわ~と人参汁(?)がしみ出すぐらいジューシーで甘みがありますよね。(大阪のスーパーはいつもスカスカだった)
トマトも完熟でトロトロだし、ジャガイモもほくほくとして、毎日が「北海道・大地の恵み」という感じでしょう。

「子供が野菜の美味しさに出会う」という点では、日本の大都市のスーパー経由で子育てするより、はるかに有利だと思います。(日本からお客さんが来ると、子供でも野菜の美味しさに感激するぐらいです)

「1歳なのに、トマトと人参の美味しさが分かるなんて!!」ぐらいの気持ちでいれば、食べる食べないに一喜一憂することもなくなるのではないでしょうか。

あともう一点、大切なのは、我が家の食生活のルールを守るということです。

ポーランドでは、ジャスト1歳の頃から、チョコレート、ケーキ、クッキー、アイスクリームといった、こってりと甘いお菓子を食べさせるところが多いです。

もちろん手作りも多いですし、それがこちらの伝統なのだとは思いますが、我が子の体質と今後の食生活を考えて、「うちでは甘いお菓子は控える」と決めたなら、周りにもそれを宣言して、貫くことです。

周りの人にどうこう言われたからといって、その度に態度をぐらぐら変えて、食べたり、禁じたりするのは、かえって子供を混乱させるだけですし、周りだって困ってしまいます。

幸い、ここはポーランド。「No」と言ったからといって、あからさまに波風が立つお国柄ではありません。

「あなたの子育ては、そうなのね」と尊重してくれる方が大半だと思います。

ですから、「我が家は甘いお菓子は控える」と決めたなら、その態度を貫きましょう。
その方が、あなたの母親としての価値も上がるはずですよ。

でも、場の雰囲気には合わせます。
「何が何でもダメ」ではなく、「今日はおばさまがケーキを焼いて下さったから、美味しく頂こうね」という融通は利かせます。
また、子供が何かを一所懸命に頑張った時や、家族の楽しい行楽では、普段のルールをゆるめて、子供と一緒にお菓子タイムを楽しみます。
この思いがけない『サプライズ』が、案外、楽しい思い出として残ったりするのです。

かといって、ルールをたくさん設けてはいけません。
「これだけは譲れない」というポイントを1つか2つに絞り込みます。

それ以外に関しては(「食べ物をぐちゃぐちゃにする」とか「食事中に席を立って遊ぶ」とか)神経質にならず、「今は無理だけど、1年かけて出来るようになればいいや」ぐらいの気持ちで構えます。

ちなみに、我が家のルールは、『お菓子や果物、甘い飲み物は食事をきちんと食べてから』。

子供のことですから、空腹になると、「バナナが欲しい」とか「飴ちゃん買って」とか、そりゃもう激しくダダをこねます。
でも、そこで同情して、「じゃあ、これぐらいなら」と渡してしまうと、後の食事が入らなくなるのです。
大人には「ちょっと」でも、子供にとっては十分すぎる糖分です。
ロリポップ一本と言えど、体重10キロの子供にとっては、体重50キロの大人が五本一気食いするぐらいの効果があるのです。

ですから、30分ぐらいなら食事が準備できるまで待たせますし、道路にそっくりかえって泣いても買わないものは買いません。
私でも「たかが飴玉一個ぐらい」と思います。
あげてしまった方が自分も子供もラクに決まってます。
でも、こうやってズルズル、ダラダラ、ルールを崩していくことで、食事に差し支えるようになります。
30分前にクッキーや飴玉を食べた子が、夕食を半分しか取らないのは当たり前なのです。

でも、そういう苦しい時期もいつまでも続くのではなく、「我が家のルールはこうなのだ」と理解すれば、子供の方から「ご飯食べたい」と言うようになります。
そして、ご飯の時間はご飯を食べることに集中し、むやみにお菓子やジュースを欲しがらなくなります。
もちろん、一所懸命に頑張った後は、ロリポップでもクッキーでもアイスクリームでも、大好きなものをあげます。

ひとたび、スナック菓子や甘味を覚えたら、それを抑えるのは容易ではありません(大人でも難しい)

自分がラクだからと言って、はいクッキー、はいチョコレートとやってたら、結局、泣きを見るのは自分自身だと思います。

面倒くせーと思っても、「お菓子で機嫌取りをする」のはやめましょう。(これは「究極の切り札」にする)

日常的にお菓子を食べる習慣がなければ、その分の食欲は普通の食事に向かうし、食生活が軌道に乗れば、子供の食事でイライラすることもありません。子供の健康にも良いです。

ちょっとの手間で、最終的にはラクできるのです。

もちろん、そこまでしなくても、ぱくぱく食べるお利口さんもありますし、そこは我が子の体質や傾向に合わせてルールを決められたらいいと思います。

ともあれ、離乳食の頃から、自然な食物の味に親しませておいた方が、後々で救われると私は思います。

中には、「ベビーフード・オンリーだったけど、今では何でも食べるよー」というお子さんもあるかもしれません。

でも、軌道に乗せたいなら、離乳食の頃から、野菜や果物の美味しさを教えてあげた方がスムーズに運ぶと思います。

かといって、調理に何時間もかけて頑張る必要はないです。

「野菜や果物って、美味しいな」「晩ご飯が楽しみだな」

子供がそう思えたら、上出来ではないでしょうか。

sanmarie.com

離乳食の調理は、片手鍋とフードプロセッサー、すり下ろし器があれば十分です。

片手鍋はできればセラミックや土鍋を使いたいところですが、ポーランドでは直火にかけるタイプは入手できないと思います。(キャセロールのみ)

海外通販で取り寄せるか、日本の実家に送ってもらいましょう。良質な鍋は一生の財産ですヨ。

こういう小さな土鍋一つあると、本当に便利です。こちらで入手できないのが残念ですね。
(ハンディプロセッサーはポーランドでもいろんなメーカーのが入手可)


蓄熱・遠赤外線効果セラミック
セラウェアマルチポット

マスタークックけんこう片手鍋
【ガス直火用】

大人気のタジン鍋。
無水調理や煮込み料理に最適。

16~18センチの片手鍋はぜひ持っておきたい。
購入する際は、厚底の、テフロン加工ではないものがベターです。
(赤ちゃんのものですから、TESCOの安物ではなく、高級調理具店でぜひ購入して下さいネ)


熱伝導率と保温力、耐久性に優れた
理想的な片手鍋の登場
ジュノー三層鋼片手鍋 16cm

全面7層構造 お手入れも簡単
ジオプロダクト 片手鍋14cm

少量の調理に最適。お洒落な片手鍋16cm
クロワッサン アクアプティ

離乳食・初期

ポーランドでは「リンゴ」「ニンジン」「Kaszka(下記参照)」が離乳食開始のメインです。
検診でも、「リンゴとニンジンが食べられる」と言えば、それでOKもらえます。
私も最初の一口は、これで十分だと思います。

一日一回、スプーンに何杯かゴックンできたら上等。

5ヶ月~6ヶ月を目安に始められたらいいと思います。

とっかかりが遅いからといって、後々まで「食べない子」になることはないです。
うちは、遅くから始めた下の子の方が、モグモグ・モンスターになりました。

※ リンゴ

一般には「おろしリンゴ」がポピュラーですが、生のリンゴは腸内にガスを発生させるので、できれば水煮してジャム状にします。
水煮した方が自然な甘みが引き出され、食べやすいジャム状になるので、食も進みやすいと思います。

作り方はいたって簡単。
リンゴを小さくブツ切りにして、ひたひたの水でコトコト煮るだけです。
調味料も何もいりません。
ジャム状になって甘い香りがすれば、出来上がりです。

バリエーションには、Kaszka、プレーンヨーグルト、バナナのつぶしたものを加えます。
ベビーフードのDeser(下記参照)をあえてもグー。

※ ニンジン

大人の食事を調理する時、2~3カケを片手鍋でやわらかく煮て、フォークの背中でつぶします。
ポーランドのニンジンは甘くて美味しいので、それだけでもけっこう食べてくれます。

慣れてきたら、Kaszkaとあえたり、ジャガイモとミックスして少量のバター、塩、もしくは赤ちゃん用の粉ミルクで味付けしてもOK。
上記のリンゴジャムとミックスしても食べやすいです。

※ お粥

ポーランドで入手できる安価な『なんちゃって日本米』と言えば、TESCOの『Long grain rice』。
丸ぽちゃとした短米で、お鍋で炊くと、限りなく日本米に近い甘みが出ます。
1袋1.8PLNほどなので、非常にリーズナブルです。

Rice

ただし、細長い『Ryż biały długoziarnisty』が入っていることもあるので、買う時に短米かどうか必ずチェックして下さい。
入荷の状況にもよりますが、短米が入っている可能性は低めです。
短米の時は、がっぽり買いだめしておきましょう。

確実に手に入れたい場合は、インターネット・ショップ『MASARA』で購入します。
1kg=7.5PLNと高めですが、その他の Ryż paraboiled や Ryż naturalny とそれほど変わらないので、購入して損はないと思います。(どんどん値下がりしてきているので、購入者が増えれば、もっと値下がりすると思います)

Shinode米

もちろん、Ryż biały długoziarnistyなど地元の白米を使ってもいいのですが、甘く、柔らかく炊くとなると、イメージ通りにはなかなかいきません。
授乳中であることも考えれば、ここは思い切って「なんちゃて日本米」を購入し、お母さんも一緒に栄養補給してはいかがでしょうか。
母乳サイトなど見ていますと、やはり日本人は白米の方が美味しい母乳が出るというレポートもあります。
MASARAでは炊飯器も買えますしね。

お粥に関しては、ニンジン、ほうれん草といった野菜を足してもいいし、日本ではあり得ないことですが、バナナやリンゴなどを加えてフルーツ粥にしていいと思います(ポーランドでは白米+イチゴソースがポピュラーです)

中期~後期にかけては、白身魚(PANGA、SOLA)の焼いたものをミックスすれば、手軽にタンパク質の補給ができます。

離乳食・中期~後期

中期は、一日二回、午前と午後に、「試食」の感覚で展開されたらいいと思います。

とんとんと進めば、いよいよ卒乳を視野に入れて一日三回に増やします。

ポーランドでは卒乳の目安は1歳の誕生日頃です。
日本のように2歳過ぎてもオッパイをふくませる……というのは聞かないです。

こちらのディナータイムは伝統的に15時前後ですし、子供の食事に関しては「少量ずつ分食」なので、

朝食(シュニャダニエ・午前7時):カナプキ(オープンサンド)、シリアル、Kaszka

第二の朝食(午前10時):カナプキ、果物、もしくはスープ

夕食(オビャト・午後3時):メインの食事(スープ、マッシュポテト、肉類)

おやつ(午後5時):果物、ベビー用ビスケット、フルプキ(とうもろこしの粉で作った明治カールのようなもの)

夜食(コラツィエ・午後8時): カナプキ、Kaszka

4~5回に分けて、メインの食事は一回だけ、後はサンドイッチとスープで繋いでいる家が大半だと思います。
(大人の食事もそうですが・・カナプキを「サンドイッチ=軽食」と思ってはいけないみたいですネ(^_^;

一日三食、キチキチ作っている日本的な感覚から言えば、

「朝はサンドイッチだけかい?」
「晩ご飯は食べんのかい??」

と、ついつい思ってしまいますけど、まあ、これがトラディショナルなんですよね。

で、中~後期の離乳食を進めるにあたって、日本からぜひ取り寄せたいのが、出汁昆布。
かつお節でもいいですが、量がかさむので、昆布の方がリーズナブルです。

あと野菜フレークもおすすめ。特に、とうもろこしとカボチャがおすすめです。

離乳食は出汁を活用する和食スタイルの方が味付けもラクだし、アレルギーの心配も少ないです。

初孫とあれば、日本のおじいさま、おばあさまも喜んで送ってくださるでしょう。
オモチャや洋服より、「出汁昆布」です。


小さく切って手軽に使える
徳用出し昆布(利尻)

乳児から大人まで応用が広がる
大望の野菜フレーク

※ フルーツ・コンポート

リンゴ、桃、洋なし、シュリフカ、ラズベリーなどを水でコトコト煮るだけです。
自然な甘みが出ますので、柔らかくなった果物をフォークの背中でつぶして食べさせてあげて下さい。
水分補給にもいいですし、赤ちゃんの分だけ取り分けて、残りは砂糖を加えて大人用の飲み物に活用してもOK。

イチゴはアレルギーが出やすいので避けます。

午前は、これにKaszkaをミックスしたり、ヨーグルトとあえたり、パンの柔らかい部分を添えたらいいと思います。
(パンは店頭で焼いているものを選びます。袋物はいろいろ添加物が入っているので)

※ オートミールのヨーグルト添え

ポーランドの朝食として人気の高いオートミール Płatki owsiane 。
ミネラル成分が豊富で手軽に作れるので、離乳食中期~後期にかけて活用されるといいと思います。

作り方は、ひたひたのお湯でコトコト煮るだけです。
柔らかくなったら、ヨーグルトやバナナを添えていただきます。
もう少し甘みが欲しい場合は、BobovitaのKaszkaをプラスしてもOK。
後期になったら、温めた豆乳を足して、お粥風にしても美味しいです。
幼児食にも最適です。

※ 和風野菜の煮物

片手鍋に分量の水を入れ、カットした出し昆布をひたして出汁を取ります。
大人の食事の分の根菜(ジャガイモ、ニンジン、大根など)をいくらか取り分けて、コトコト煮るだけです。
時間のない時は、一緒に煮立ててもいいです。
自然な出汁味が付くので、そのままあげてもいいし、少量の塩や醤油でほのかに香り付けしてもOK。

あとはフォークの背中でつぶして、柔らかく炊いたご飯とミックスしてあげたらいいと思います。
(わざわざお粥を炊かなくても、だし汁をたっぷりふくませて、ペースト状にしてあげたら、モグモグと食べますヨ)

そうめんやウドンが手に入る場合は、一緒に添えてもいいと思うけど、まあ、正直、アジアンショップで売っているmade in chinaのものはあんまりオススメしないです(^_^;

※ ポタージュスープ

偏食・小食の強い味方 / フードプロセッサーを活用しよう ポタージュ・スープ編』にも書いていますが、ポーランドで離乳食・幼児食をこなすなら、ポタージュ・スープの作り方はぜひおさえておきましょう。
少量で、野菜、豆類、乳製品など、いろんな種類の食物が手軽に摂取できる上、子供もこういう味は大好き。
容器に小分けして冷凍保存すればいろいろ使い回せて便利です。

作り方はいたって簡単。

タマネギを少量のバターで炒めます。
(焦げてしまって、上手く炒められない場合は、最初にお湯で煮て柔らかくするか、ヒタヒタの水にひたしてレンジ加熱すると短時間で出来ます。でもラップ加熱はしないでね)

続いて、小さく切ったジャガイモを炒め、ひたひたの水を注いで、野菜が柔らかくなるまでコトコト煮ます。

カボチャ、ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワー、トウモロコシ、グリーンピースなどは、タイミングを見て追加して下さい。
野菜フレークを使う場合は、仕上げの段階に入れます。

この時、レンズ豆や大豆を加えてもOKです。(レンズ豆の方が短時間で調理できます)

最後に、少量の塩、チーズ、豆乳(もしくはベビー用の粉ミルク)を加えて、フードプロセッサーでポタージュ状に仕上げます。
月齢が早い場合、アレルギーが気になる場合は、乳製品は入れなくても構いません。
ちょっとずつ加えて、様子を見ればいいと思います。

※ 穀物入り・あっさり野菜スープ

ポーランドで「ズッパ ヤジノーバ」と呼ばれる野菜スープです。

ジャガイモ、人参、pietruszka、鶏肉(無くても可)を弱火でコトコト煮ます。
ピエトルシュカ

野菜が柔らかくなったら、Kaszaを加えて、さらによく煮ます。
粒の小さいものほど調理時間が短くてすみます。
Kasza 参考URL:Kupiec Kasza一覧

少量の塩、月齢が高ければ、Vegetaを加え、味付けします。(クノールの固形スープの素は使わない)
Vegeta

最後に、少量のŚmietana(サワークリーム)を加えて出来上がり。
Śmietana

※ ロスウ・ズ・マカロン(チキンスープ)

ポーランドの定番チキンスープ。
大人の分を作る時、子供の分だけ取り分けると簡単です。

鶏のモモ肉(Noga Krczaka)を骨に添って肉を開き、水を注ぎます。
(水2リットルに2~3本)
強火で加熱して、アクが出てきたらきれいに取り除き、弱火で1時間ほどコトコト煮ます。
次に、ニンジン2本(皮をむかない)、Pietruszka1本、タマネギ1個、キャベツ1/4個(他に、カリフラワー、ポロネギ、Natka Pietruszkaなどを使っても美味しい)を鍋に入れ、さらに1時間ほど煮込みます。

よく煮えたら、少量の野菜と鶏肉を一緒にして、子供の分を別鍋に取り分け、少量の塩で味付けします。
よく湯がいた短いパスタ『Nitki cięte』を加えて出来上がり。
野菜や鶏肉ど形があると食べにくい場合は、フードプロセッサーでポタージュ状にするといいです。

子供の分を取り分けたら、VEGETA(もしくは固形スープの素)と塩を加えて、大人の分を仕上げます。

※ 白身魚のバター焼き

後期になれば、タンパク質の補給にも注意します。
一番手軽なのが、白身魚のバター焼き。
私のおすすめは、PANGA(パンガ)とSOLA(ヒラメ)。
他にもMintajやティラピアがありますが、独特の臭みがあるので、私はあんまり好きじゃないです(..;)

多くは冷凍なので、ゆっくり解凍して、少量の塩を振り、フライパンでバター焼きして、レモン汁をかけます。
小さくほぐして、マッシュポテトや白ご飯に混ぜ込むと食べやすいです。

同様に、鶏肉、Indyk(ターキー)、królik(ウサギの肉)、schab(豚のヒレ肉)にも少しずつトライします。
バター焼きでもいいし、ボイルしてもOK。
最初は嫌がると思うので、マッシュポテトに混ぜ込むと簡単です。

ここではポーランドで買えるベビーフード、ドリンク、豆乳製品を紹介しています。

ポーランドで購入できるベビーフード御三家と言えば、『Bobovita』『Nestle』『Gerber』です。

オーガニックの草分け『Hipp』も購入できますが、御三家より若干値段が高めです。

参考URL;
Bobovita : http://www.bobovita.com.pl
Nestle: http://www.nestle.pl/
Gerber : http://www.gerber.pl
Hipp: http://www.hipp.pl/

ベビー・シリアル

Kaszka(カシュカ)と呼ばれる穀物と果物を配合したの粉末状のシリアル。
白湯や温かいミルクで溶いて頂きます。
ポーランドでは広く使用されているベビーフードの代表格。
離乳食初期から3~4歳まで、幅広く活用できます。

ベビーフード
kaszka ryżowa z jabłkami
Bobovitaのプレーンなkaszka。
お米がベースで、ほんのりリンゴ味がついています。
4ヶ月から有効で、離乳食として開始するママさんも多いです。
他に、イチゴ味、モモ味、洋なし味など、種類も豊富。
バナナやヨーグルトを添えても美味しい。
小さな容器に移して外出時に携帯してもOKです。


kaszka mleczno-ryżowa z bananami
こちらはミルク(mleczno)が添加されたタイプ。
プレーンよりいっそう甘く、味がはっきりしています。
体質によってはミルクアレルギーが出現する可能性もあるので(我が家はこれが原因だと気付かなかった)肌がガサガサしたり、痒がったりする場合はただちに中止して下さい。


kaszka Smaczny Sen mleczno-wielozbożowa wieloowocowa
『おやすみシリアル』と呼ばれる就寝用(Sen)のkaszka。
ポーランドでは子供の睡眠対策として、就寝前に果物やヨーグルト、kaszkaなどを頂くのが一般的。
(ある程度お腹が満たされていた方が子供も熟睡する)
こちらもミルク(mleczno)が添加されているので、アレルギーの傾向が現れたらただちに中止します。


Kaszka ryżowa z brzoskwiniami
御三家『Nestle』のベビーシリアル。
こちらはお米ベースのプレーンなkaszka。
Bobovitaに比べて、粒が粗く、若干、溶けにくいです。
味はBobovitaより甘めで、コクがあります。


Kaszka mleczno-ryżowa z kakao
こちらはミルク(mleczno)が添加されているタイプ。
Nestleの方が甘くてコッテリしているので、子供は気に入るかもしれませんが、Bobovita同様、ミルクアレルギーが出る可能性があるので注意が必要です。


Misiowy Ogródek z dynią
こちらはディナー用のkaszka。他にニンジン味、ホウレンソウ味などがあります。
しかしほとんど味がなくて、うちの子には不評でした。
その他の食材と併用して、マッシュポテト代わりに応用するといいかもしれません。

ベビーフード

ポーランドで販売されているベビーフードはすべて瓶詰めです。
品質的には問題ないと思いますが、全体的に高価で、毎食ベビーフードとなると生活費が圧迫されること必至です。
外出時や多忙時、いざという時の切り札的に活用するといいと思います。
ベビーフードだけでも食べられますが、マカロニや柔らかく炊いたご飯、鶏肉や白身魚の蒸したもの、ボイルした野菜とミックスしてもいいと思います。
ディナー用のObiadekの他に、zupuki(スープ)、Deserki(デザート用果物)などがあります。(上記URL参照のこと)
いずれも摂取可能な月齢が明示されています。
上手に活用して、離乳食ライフを乗り切りましょう☆

ベビーフード
DANIE – Bukiet jarzynek z indykiem
日本でもお馴染みの『Gerber』のベビーフード。
柔らかくて、味がこなれていることから、うちの子のお気に入りでした。
鶏肉、ターキーをはじめ、ウサギの肉もあります(゚_゚) ←ポーランドではウサギの肉は子供に最適とされている。

ベビーフード
obiadek Warzywa w łagodnej potrawce z królikiem
BobovitaのベビーフードはGerberに比べて固めです。
味もスチャラカとして、私の好みではなかったです(´ヘ`;)
全体的にはGerberより人気がありますね。
味も種類も豊富な人気のメーカーです。

ベビーフード
Deser jogurtowy z owocami
オーガニックの草分け『Hipp』。味も品質も御三家とは一線を画している感じです。
それだけに高価で、私はなかなか手が出ませんでした(汗)
HippはDeser(デザート)のシリーズがとても美味しくて、ヨーグルト・ムースタイプが特にお気に入りでした。
外出時のおやつ代わりによく食べさせていました。

ベビードリンク

赤ちゃん・幼児用飲料もいろんな種類が出ています。
赤ちゃん用はすべて瓶詰めです。
(パック・ジュースは箱の内側に有害な化学成分を含んでいるため推奨されない)
たいていのママさんは、ベビー用ボトルに移し替えて携帯しています。
日常的には粉タイプがおすすめです。携帯にも便利です。


SOK – 100% Sok z jabłek i gruszek
『Gerber』のベビー・ドリンク。
月齢によっていろんな種類が出ています。
ベビー用ミネラルウォーターも売っています。


BoboVita nektar klarowny Jabłko i łagodna pomarańcza
Bobovitaからもいろんな種類のドリンクが出ています。
ただ、子供も一気に飲んでしまう訳ではないので、夏場は注意が必要です。


Herbatka z jabłka i melisy
パウダータイプのベビードリンクです。
その都度、必要な分だけ作れるので、瓶詰めよりは衛生的で経済的かもしれません。
冷たい水でも溶けやすく、外出先でも重宝します。
果物味の他に、ケアを目的としたハーブタイプもあります。
生後一ヶ月からOKのrumiankowa(カモミール:鎮静効果と胃腸の保護)、kopru włoskiego(コペレク:腸内ガスを抑える働きがある。コリックに有効)などです。

ベビーフード
Herbatka z kopru włoskiego
『Hipp』から出ている携帯タイプのベビードリンク。
生後一ヶ月からOKのハーブタイプで、腸内ガスを抑える働きがあります。
出がけ先で激しく泣き出した時、ちょっとした水分補給などに便利です。
他にカモミールも配合されたziołowa (総合ハーブティー)もあります。

子供用おやつ


Miśkopty – herbatniczki dla niemowląt
赤ちゃん用のクッキーです。
歯が生え始めて、離乳食が進んだ頃にデザートとしてどうぞ。
歯の刺激になるよう、固めに作られています。
一気に食べ終わるのではなく、ガリガリとかじりながら食べるタイプなので、子供の機嫌取りに持たせておく親も多いです。

ベビーフード
Misiowy Jogurcik – truskawka
果物風味のヨーグルトムースです。
常温保存できるので、お出かけ時に便利です。

豆乳製品

ミルクアレルギー対策はもちろん、卒乳してからの栄養補給、精神安定(ミルクが恋しい場合)、おやつ代わりとしておすすめなのが豆乳製品。
値段は普通の牛乳の3~4倍で、決して手軽に買えるものではないですが、成長期のプロテイン、カルシウム、ビタミン補給に非常に有効です。
うちの子は、毎日豆乳を飲むようになってからとても元気になりました。体格もいいですヨ。
家族の健康の為にもおすすめです。
(病気して治療費にあれこれ使うことを思えば安いもんでス)

いくつかのメーカーから出ていますが、我が家のお気に入りはAlproです。

参考サイト:Alpro Soya

豆乳
Napój Junior
1~3歳の幼児を対象に作られた豆乳。
一箱10ズロチ近くするので、デイリーに買うのはちょっと厳しいかも(^_^;
しかし普通の豆乳より甘めで、栄養も強化されているので、フォーミュラーとして最適かもしれません。


Napój Naturalny
我が家でデイリーに購入しているのがNaturalタイプ。一番安いです。
大きなスーパーに行けば、だいたい6.5ズロチ前後です。
他に「無糖・無塩タイプ」「バニラ味」「カカオ味」がありますが、味付きのものは9~10ズロチになります。
250mlの小型ボックスもあり、こちらは「イチゴ味」「ブルーベリー味」など種類もいろいろです。
常温保存できるので、お出かけ時の子供の飲み物(機嫌取り用)に最適です。
↑これを出すと静かになる。水戸黄門の印籠みたい。
一箱2.5ズロチ前後です。


roślinnyBezlaktozyDESER o smakuwaniliowym
甘くてコクのある豆乳プディング。
他に『チョコレート味』『キャラメル味』があります。
ミルクアレルギーの子供のおやつに最適です。(普通のヨーグルトの2倍の値段はしますが・・)


Napój naturalny z dodatkiem wapnia 1L
最近発売された豆乳。ナチュラル味の他に、「無糖タイプ」「バニラ味」がある。
残念ながら、我が町では入手不可。大都市では手に入るかもしれません。

参考サイト一覧

Bobovita : http://www.bobovita.com.pl/index.php
Gerber : http://www.gerber.pl/index.html
Hipp: http://www.hipp.pl/
Alpro Soya
SANTE http://www.sante.pl/index.php

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Posted in 子育て in ポーランド Tags:  / 1月 15日,2009年

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