料理の決め手とも言うべき調味料。
私が「調味料」に目覚めたのは、10年ほど前のことでした。
お歳暮の余り物で分けてもらった「むらさき醤油(確かそんな名前)」がきっかけでした。
いつものスーパーで売っている醤油に比べて値段が3倍近くする高級品だけに、味や香りのまろやかさは抜群。
いつもの「肉じゃが」がほんと、「料亭の味」になったのです。
それ以来、調味料のチョイスに厳しくなったのはもちろん、「身体に入る化学薬品」として考えるようにもなりました。
「100%天然」や「自然派」を謳ったものも多いですが、どこまでホントかは分かりません。
「○○味の素」とか、「○○ライスの素」とか、世の中にはいろんな種類の調味料が出回っていますが、じっくり臭いを嗅いでみると、不自然な化学臭がしたり、料理に加えるとギラギラした脂の玉が浮いたりと、化学的に良くないものも多く出回っています。
それほど○○風味の調味料に頼らなくても、食材の持っている旨味と塩、ハーブ、スパイス使いで十分にレストラン風の味が出せると分かってきたこの頃。
ここでは私がポーランドで愛用している調味料を中心にご紹介します。
他のページでも繰り返し書いていますが、洋風の料理を作る時、ついつい頼ってしまいがちな固形スープの素(ブイヨン)。
しかし、これを使った時の出来上がりを見て下さい。
お皿の縁に、気持ちの悪い脂の玉がギラギラしていませんか。
あれがまさか「手作りスープを濃縮して、乾燥させたもの」と信じている人は無いと思います。
参考に、こちらの記事を読んでみて下さい。
牛の尻から世界が見える ……BSE(狂牛病)の旅
私も以前は固形スープの素に頼っていました。
でも、ポーランドに来てから、食材の旨味と塩だけでこんなに美味しい料理が出来るんだ!ということを学びました。
(先輩ママさん方、ありがとう~)
そんなわけで、日本のママさん方にも、固形スープの素に頼らず、「塩をメインにした味付け」というものに慣れて頂けたらなと思います。
もちろん塩の使いすぎはNGですが、日本は良質な塩が手に入ることですし、化学調味料に依存するよりは良いと思いますよ。
塩を買う時は、多少値が張っても質が良く、風味のいいものを思い切って選ぶことです。
間違っても、化学薬品の結晶のような安物の塩は買わないように。
「たかが塩、されど塩」。安物と良質な塩では風味が全く違ってきます。
デイリーに使うなら定番の伯方の塩。私も日本に居た時は愛用してました。
これだけでも料理の風味やコクが違ってきます。手軽に使える低価も魅力。
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食品に直接ふりかけて食べるなら、ちょっと高価な塩がおすすめ。
こちらはミネラルたっぷりの沖縄海塩「ぬちまーす」。
トマトスライスやサラダなどにささっと振れば、味が際だちます。
[hgb]((リンク先))
こちらがポーランドで買える私のお気に入り♪
Sól Alpejska
[sol alpejska]
アルプスの塩。
粒子の細かい、さらさらした岩塩です。
引き締まった風味。
Sól Morska
[sol morska]
海の塩。
粒の粗い海塩です。
日本の「伯方の塩」などに比べると、「にがり」はイマイチ。
でも風味はいいです。
Sól z Wieliczki
[sol z wieliczki]
ポーランド南部にある「ヴィエリチカ岩塩採掘場」(世界遺産に登録されています)から製造された伝統的な味。
こちらもアルプスの塩と同じようにサラサラしています。
味の違いは、微妙。
国産が好きな人にお勧め。
o’Sole sól morska gruboziarnista
[o'Sole sól morska gruboziarnista]
粒の大きな海塩。
コショウ挽きに似た専用の容器に入れて、ガリガリとすり下ろしながら使います。
o’Sole sól dietetyczna niskosodowa VITA
こちらは健康を考慮した低塩性。
塩分の摂りすぎが問題になっているのはいずこの国も同じです^_^;
Vegeta
1957年に創業された老舗ブランド。
固形スープの素というよりは、香り付けのパウダーです。
最初、使い方が分からなくて(味が信用できなくて)、ずっと手を出せずにいたのですが、一度、思いきって使ってみたら、普通の固形スープよりさっぱり仕上がるのが分かり、それ以来、洋風料理の味付けにはVegetaを使っています。
クノールやヴィニアリはほとんど使わなくなりました。
Vegetaの特徴は脂分がほとんど使われておらず、野菜やハーブの旨味だけで味にコクが出る点ですね。
だからといって100%安全という訳でもないのですが、他の固形スープの素に比べたら妙な脂分をカットできるのでおすすめです。
Vegetaの歴史
今でも赤いパックは売られていますね。懐かしの一品でしょうか。
[vegeta_z.jpg]
Vegeta Ziołowa
Vegetaの姉妹品
普通のVegetaにハーブが加味されたものですが、これはイマイチでした(´ヘ`;)
苦くなってしまった。
あまり使いたくないけれど、便利な時もある固形スープの素。
ポーランドの二大ブランドと言えば、Knorrとwiniaryです。
私は味のコクから見て、Knorr(クノール)派。
Bulion Gzybowy
[Bulion Gzybowy]
こちらはキノコ料理(マッシュルームのリゾット、クリーム煮など)におすすめ。
風味が良いので、所要量の半分を加える。あとは塩だけでOK。
Rosół Wołowy
[Rosół Wołowy]
こちらはビゴス(肉と野菜の煮込み料理)やミートソースのような味の濃い料理にお薦め。
チキン・スープ(Rosół z makaronem )に合わせて使ってもOK。
Bulion z oliwą z oliwek i ziołami
[Bulion z oliwą z oliwek i ziołami]
マカロニやスパゲティを茹でる時、このブイヨンを使うと、オリーブとハーブの豊かな香りが付く。
これだけでも十分に味が濃いので、メインディッシュにパスタを添える時におすすめ。
Rosół z kury
[Rosół z kury]
ポーランドの家庭料理に欠かせないチキン・スープ(Rosół z makaronem )。
もちろん、鶏の骨付きもも肉からスープをとるのが主流だけれど、もう少し味を足す為にこのブイヨンを使う派も多い。
私は好きではないが……。
もう一つの大手ブランドWiniary。
でも私は全然使ってないです。
味がイマイチ。。。
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ポーランドの自然食品コーナーに行くと、さとうきびを原料とした黒砂糖を購入することができます。
[cukier trzcinowy]
cukier trzcinowy<
「さとうきび」の砂糖です。
パッケージの下方にある「nierafinowany」は「精製していません」という意味。
オールナチュラルですね。
値段も普通の上白糖の4~5倍ぐらいします。
しかし、調理に使うなら、これぐらいの出費は惜しまずに。
コーヒーや紅茶にも最適です。
グラニュータイプと、粉末タイプがあります。
粉末は湿気で固まりやすいので、保存に注意。
日本ではいろんな黒砂糖が手に入るので便利ですね☆
【奄美徳之島名産】黒砂糖お買い得セット
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喜界島でサトウキビの栽培から製糖まで一貫し薪火で煮詰めて手作りした純粋な黒糖。
鹿北製油の一番搾り新糖 薪火焚き 国産黒砂糖 喜界島黒糖(角)120g
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アウシュヴィッツ博物館案内
唯一の日本人ガイド、中谷剛さんによる渾身の書。ポーランドの近代史、文化、習慣なども分かりやすく紹介されている。おすすめ。
カティンの森
スモレンスクでのポーランド人将校虐殺事件をテーマにしたアンジェイ・ワイダ監督の最新作の原作本。